フィットネス業界においてもジムが過去最高の倒産件数だと報じられました。これだけジムが乱立して立ち上がる中、消えていくジムもまたしかりということなんでしょうか⁉実際、繁盛しているジムも入会者は増加していても退会者も多いらしいです。そのために顧客獲得も競争です。
この業界ではチョコザップとエニタイムの一人勝ちと言われています。エニタイムは世界規模の店舗数と利用のしやすさだったり、チョコザップは言わずとしれた料金も含めた多店舗展開とプラスアルファのライフを提供して爆上がりの顧客数を得ていますね。これからはアウトドア系も店舗にプラスしていくようです。さらに高速のPAやSA、道の駅への出店も進んでいます。今後の展開がますます楽しみです。
反面、高額なジムというかパーソナルトレーニングもビジネスモデルとして現れていて、海外では人生に付き添うといった内容のパーソナルもあるそうです。こちらは年間5~600万円かかるというから富裕層向けのものですね。少し極端な例かもしれませんが、いずれにしても以前より健康意識が高まりトレーニングジムの存在が身近になっているのは事実でしょう。
トレーニングジムの特色は様々なタイプがありますが、これからは低価格路線は一旦終わり、本来のという言い方が正しいか分かりませんが、個々に対応したものが求められていく傾向があります。ガチで筋トレ・トレーニングされている方は1人で黙々とやられる方が多いので、悪い言い方ですが放っておいてもいい感じですw、中堅クラスは上級者の方をジッと見ていたりw頭打ちしている時にサポートを必要とします。初心者の方は自分でやられる方が多いのですが、絶対的にサポートが必要です(ただ中々話すのが苦手な人が多い気がします)増えているのは初心者の方~中級者だとしたらいつでもサポートをしてもらえる環境がベストです。ジム側としては長く続けてもらうことの方が良いわけですから、スタッフもただの管理人ではなくトレーナーとしてお声がけできて、利用者側からも安心してまた来たいと思われる人が望ましいと思います。
そうなると接客が必要で大事になってきます。パーソナルトレーニングではもちろん字のごとく個別に丁寧に対応してくれます、もちろんそれなりの料金は発生しますけど。パーソナルでなくとも接客を重んじることでリピーターを増やす、定着率を上げる、ひいてはパーソナル需要に結びつけることも可能です。物販や割引サービスなどは限界がありますしマンネリ化しますし特段嬉しいとは思いません。成果が一番の喜びなのですから。ここまでできたという実感を持てることが必要です。そんな時ポイントが貯まったからこの景品ゲットより、体型が変わったことを認めてもらえる方が嬉しいのです。そこには接客いわば人の存在が必要です。お友達に褒められるのもい嬉しいですが、トレーナーに褒められたらより説得力があるでしょう⁉ちょこっとでいいから話しかけられると嬉しいものです。
ですので常駐しているスタッフやトレーナーさんがどれだけのものかチェックしてみましょう。こちらから話しかけなくても顔見知りでなくても相手から話しかけてくるようなスタッフさんであればお客様を気にしているスタンスでしょう。基本どれだけコミュニケーションがとれるかなのです。それで居心地の良さも決まります。料金や設備はもちろんモチベにはなりますが、あの人のいる所に通おうというモチベには及びません。
チョコザップも黒字化が進みいよいよ接客に取り組むシフトをするようです。ライザップではもともと知識ある経験者よりコミュニケーション力の高い人間を採用しています。私もジムはいろいろ経験してきましたが、質問に答えられないとか会話ができないスタッフがいると幻滅してしまうことがありました。先に申し上げた通りジムにもタイプがあるので一概にはいえませんが、ジムを選ぶときにもスタッフさんの傾向を加味してよいかと思います。
まだまだ広がるフィットネス、トレーニングする以外にあなたは何か求めるものがありますか?あったら是非聞かせてください。