そして僕はホテルマンになった。60歳、秋冬のキャリアチェンジ
こんにちは、ヨシです。
転職活動を経て、僕はこの秋冬、60歳にしてホテルマンになりました。
舞台は、ちょっと田舎にあるリゾートホテル。その1階にあるベーカリーカフェで働きながら、宴会や催事などのフロア業務も兼務します。
目次
■「ホテル内のカフェ」という選択肢に気づいた日
転職活動ではカフェ事業を中心に探していました。
カフェといえば、単独店舗や駅ビル、ファッションビル、ビジネスビル…そんなイメージばかりが頭にありました。
そんな中、求人リストにふと現れた「ホテル1階のベーカリーカフェ」。
「ホテル内というのも、ありか…」
その瞬間、今までの固定観念がスッとほどけた気がしました。
以前、ビジネスホテルに応募したこともあり、経験はなくても“ホテルで働く”という世界にどこか惹かれていたのかもしれません。
だからこそ、今回の求人に出会ったとき、自然と心が動いたのだと思います。
■3社に絞り、最初の面接で決まった
転職活動も終盤。
「この3社の中で必ず決める」と腹をくくり、最初に面接へ行った1社目がこのホテルでした。
面接官はまさかの社長。
そしてその場で採用が決定。
正直、残り2社の待遇は良かった。福利厚生も魅力的だった。
だから後ろ髪を引かれる気持ちもありました。
でも、これも“縁”だと思ったんです。
気づけば「承諾します」と言っていました。
いや、言ってしまいました(笑)
■正直、ヤバいところに来たかもしれない
年俸制、公休月8日。
1時間働こうが24時間働こうが給与は同じ(極端に言えば)。
体制は荒れ、人間関係はやさぐれ、慢性的な人手不足。
「そんなところ、よく選びましたね」
そう言われても仕方ない環境です。
僕自身、入ってすぐに「ヤバいところに来たな」と思いました(笑)
でも、ここで僕に任されたのは ベーカリーカフェの立て直し。
裁量は大きい。
好きなようにやっていい。
しがらみはあるけれど、中小企業特有のもの。気にしない。
愚痴、泣き言、悪口は多いけれど、
「勝手に言ってろ、うるせーな」
そんなスタンスで、僕は僕の仕事をやるだけです。
むしろ、カフェを立て直す過程で、会社の空気ごと変えてやるくらいの気持ちでいます。
■縛りがないから、楽しい
カフェ運営のノウハウはない。
リサーチもしていない。
本体の経営体質も怪しい。
裏側は汚れ、投資も厳しい。
あるものだけでやるしかない。
これだけ聞くと「大丈夫?」と思う人がほとんどでしょう。
でも僕は、こういう“限られた資源の中で工夫する”のが得意なんです。
むしろ自由度が高くてストレスフリー。
だから楽しめる。
■会社は良いか悪いか、まだわからない
社長の人柄は良い。
スタッフも良い人ばかり。
ただ、社員は病んでいる。
昔の好調期を引きずり、今の厳しい状況に希望を見いだせず、身動きが取れなくなっているように見える。
人の出入りが激しく、未来が見えない。
そんな空気が漂っている。
だからこそ、僕は変えたいと思う。自分が正解にしていくのです。
■60歳だからこそ、揺るがない
60歳にもなると、ちょっとやそっとのことでは驚かない。
慌てない。
背負うものもない。
言い方はアレだけど、真剣な遊びの気持ちで仕事ができる。
人生を高めるために、経験値を積むために、人と関わりながら学ぶために。
この歳でキャリアチェンジを決めた自分を、僕は少し誇らしく思っています。
今の僕は、目的達成のために集まったプロジェクトチームの一員のような感覚。
あとは元気に死ぬだけです(笑)
■最後に
本年も、あなたにとってかけがえのない一日一日でありますように。ではまた。


