痩せる=体重減らす。ではないです。もしかして、もうお正月太りしてしまった方はいらっしゃいますか⁉ダイエットして体重減らさなきゃとお考えの方は要注意です。
体重が減ったから、見た目も変わるかというと、一概にそうではありません。もちろん数字の大きさは影響しますが、例えば同じ身長・体重の人でもぽっちゃりの人とスリムな人がいます。この差は何でしょうか?そうです、体脂肪です。
体重が減ったのに見た目が変わらないのは、体の水分が抜けたからです。一方でスリムで締まった体型の方は脂肪が落ちたからです。この差は大きいですね。なぜ、その差が出たのかというと食事と運動によるものです。今日までに食べたものの内容と活動量によっても、またその差が開いてしまうのですが、仮に同じ内容のものを摂取していたとして、A:何もしなかった人とB:ウォーキング程度でも体を動かしていた人。とでは大きな差が出ます。
食べたものを運動のエネルギーにしようと体が準備しますが、もちろん運動したBの人は少しでもエネルギーに使われる率が高まります。Aの何もしなかった人はエネルギーを使わないのですから、当然そのまま体に蓄積されます。それが溜まっていきます。まずここで差が生まれます。次に、Aの何もしなかった人はヤバいと思って体重を戻そうとアクションを起こしますが、ほとんどの場合、ウオーキングかランニング、自宅で腹筋運動とか主に有酸素運動がメインになっていると思います。かたや軽くても動いていたBの人は、もともと有酸素はしていたわけですから、それに加えて筋トレを始めます。
Aは始めこそ体重は減りますが、食物に蓄えていた水分が抜けるだけなので、見た目も思ったほどではなく、しかも停滞します。Bは有酸素はしていたので、体の代謝がAよりはあがっています。加えて筋トレして筋肉をつけることでさらに体の代謝が良くなり、蓄えていたエネルギーを使おうとするので、結果Aより引き締まった体が期待されます。
このように少し簡単な流れではありますが、もともとの食事内容と食事した後のプロセス、そしてするべきトレーニングの内容によって体つきは変わってくるということです。余談ですが、くれぐれも食べないダイエットは絶対やらないでくださいね。
そして数字に捉われすぎないこと。体重計に一喜一憂しない方がよいです。体重計も同じメーカーのものでも種類によって計測値が違います。私も2つ同じメーカーの体重計ありますけど、体重だけなら3㎏の差が出ます(笑)、測るのは大事だけど、参考にするなら、毎日もしくは定期的に測って差を記録する。もう一つは前にも伝えましたが、お腹周りとか腕周り、太もも周りとかをメジャーで計測して見た目の変化と合わせて記録する。写メや食事記録、体温も合わせるとgood!です。
以上、カワイイ体になる為に、カッコいい体になる為に、数字だけに捉われずに日常のちょっとしたことに気をつける。これだけでも大きな変化を生む足掛かりになるんです。少しでも参考になりましたら幸いです。
もっと詳しく知りたい方の為に業界屈指の栄養学KENTOさんの上記動画を上げておきます。ぜひご覧ください。
私は皆さまの味方であり、伴走者でありたい。今日も最後までありがとうございました。
ご予約はこちらから→ https://lin.ee/54nL9sQ