不格好でも味は同じ。でも人は見た目を気にする生き物。

人間でも一緒、同じ人間なのに外見を気にする。それぞれが違って当たり前なのに。

”fit yourself” あなたは自分に合った姿を目指すべき。何に標準を合わせているのか?私たちは箱詰めされて出荷される食品ではない。不揃いでいいのだ。皆と同じなら安心感を得られるから、基準を他人軸に合わせてしまう。惑わされないでほしい、同じ身長、同じ体重、同じ年齢でも姿は違って当たり前なのだ。それが普通である。

概念という言葉がある。概念とは例えば、リンゴとミカンはそれぞれ違うものだが、その二つは果物である。馬と鹿は違う生き物だが動物である。男と女は違うが両者は人間である。これが概念だ。それぞれ食べたり、触ったり、見れば全く違うものと見分けがつくはず。だけど概念だと同じくくりになる。だから概念で考えず、五感で感じることが大事なのだ養老孟司先生は言っていた。

あなたも概念にとらわれていないだろうか?トレーニングはこういうものだ。トレーニングで作られる体はこうでなくてはいけない。なんてない。ひとくくりになんてできない。また、無理をすることがフィットネスではない。無理と言うのは、体を壊してまでやることではないということ。

女性であれ男性であれ、健康である事が大前提だ。それから美を求めるならいい。体はゆっくりつくられるもの。急がない、慌てない、でも覚悟をもって毎日のフィットネスの時間を真剣に過ごして欲しい。楽しくやることはふざけてやることではない。

軽い気持ちでスタートするのは全然構わない。でも、トレーニングを始めたら軽い気持ちは捨て、恥ずかしがらず集中して、中途半端に行わないこと。ケガにも繋がるし、他のトレーニーにも迷惑だ。トレーニングに初級や上級で優劣は関係ない。体を鍛えようとする者同士、平等だ。だからテキトーにやるな、自分を軽く扱うな、ジムも値段だけで選ぶな、だから続けられないんだ。

いつまでも気にして考えて時間を過ごすはもったいない。今、この瞬間を考える、今を見る。方向性を見誤らないことだ。自分のやること、自分が目指すこと、自分規格を持つ、作ること。ひとりでできなければ手伝ってもらえばいいだけのことです。何回も何回もチャレンジしてフィードバックして作り上げればいい。その時間が楽しいから。

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