定年まであと5年、今の仕事を定年延長して続けるかといえば、NOである。

今の仕事を続けるには余りにもリスキーだし、多分10年後には私達は必要なくなってる(若い人には申し訳ないが)。それにまだ家のローンの支払いもあるし、自分自身も働いていたいからできる限り働いていたい。

でも人生は二毛作と外山滋比古先生がおっしゃる通り、同じ仕事はしたくないわけで...じゃあ何がしたいのよ?と、10年前はCAFE経営を真剣に考えていたが、いつもながら決断力がない、行動力がなく踏み込めず。そのためズルズルと現在に至るわけです。今になって思えばしなくて良かったのかとも思いますが、スキルの無い私はやりたい事とできる事の現実の狭間で悩んでしまうのであった。

私は昭和生まれで、典型的な昭和教育を受け、職人の家庭で一人っ子で生まれ育った。

裕福ではない、勉強は嫌いではないが得意ではなかった。単純に何をしたらよいのか解らなかった。

進学も受験もいつどのようにしたらよいのか知らなかった。親も知らなかったので教わる事ができなかった。

ましてや将来何を目指すなど頭にないから逆算することもないし、情報の取り方すら知らなかった。

いい学校を出て、いい会社に入りなさい教育の中、漫然と今まで過ごし目的もなく大学に行った。お金はないから夜学で日中はバイトした。

さすがに就職はちゃんとしたいと考え、情報収集をして一部上場の大会社と二部上場の躍進中の中会社の二者択一となったが、二部上場の会社を選択して就職した。のちに一部上場を果たし勢いに乗る会社になった。

いい会社だった。楽しい学校みたいな会社だった。だったとあるのは現在は無いからである、入社して10年くらい経つと雲行きが怪しくなり始めた。方向性を見失い始めたのである。

私は入社して国内8回の転勤(栃木県・宇都宮~東京都・池袋~埼玉県・川越~大分県・大分~福島県・郡山~福島県・福島~岩手県・盛岡~東京都・昭島~東京有明・本社)をしたのち本社勤務となり、2年くらいしてからズレ始めたのを覚えている。軌道修正もままならぬまま、社長もこれまでとは違う言動・行動をとり、各要人が会社を去り始め、やがて後発の同業他社が最大手となり吸収されてしまい、のちにその存在さえ消されてしまった。

私は部内の上司が独立するのを機に、そうなる3年位前に退職していたのでその場からははなれていたが、その後も同期や上司・部下から話は聴いていて余りの非情さに居た堪れない気持ちになったのを覚えている。同期の一人は激務(意図的なもの)で入院し未だに退院できずにいる。それに関しては非常に憤りを感じ署名抗議を試みたが力及ばなかった。

その後元上司の立ち上げた会社に1年間お世話になった後、まったく違う業種に転職し現在に至るわけです。

まあそういったことから、変化対応力とかコミュ力とかは多少あるのでしょうが、これといったスキルはないわけで、もちろん自分がいけないのですが、これからの時代のSDGsや5G、ブロックチェーン、自動運転、AI、などなど(あまり出てこない笑笑)を先んじる仕事は私には難しいでしょうし、安宅和人さんや落合陽一さんや堀江貴文さんや他著名ないわゆるビジネス本を読んだりして、内容はとても理解できるのですが、多分対応していくことはできても生業にしていくのは難しいかなと思ってます。

そんなこんなでブルーカラーの私ができる事やりたい事をごちゃまぜの中から決めていきたいと思います。やってやれないことはない、やらずにできるわけがない。元気があれば何でもできる!

頭の中で描くのは、田舎暮らし(農業、地元企業)、自営、現住での再就職(地元企業)とか…、さて、どお選択していこうかな⁉

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