wellbeingとは、"人間のウェルビーイングは、「自身の目標を目指し、成長し、自身の生活に満足感を得られ、物質的な生活環境や生活の質などの人間のあらゆる要求を満たして実存している状態」と定義されている"(参考文献より抜粋)
このように健康の意味が、肉体的だけでなく精神的にも、また、自分だけでなく自分を取り巻く環境や影響を与えている、そして影響を受けていること、人生において全てであるということです。これは自然成長より努力成長で得られていくものであり、年齢を重ねれば重ねるほど意味あるものになります。
若くしてそれに気づいていればよいのですが、若いがゆえに肉体的なことは一般的に自然と乗り越えられてしまう為に、なかなか意識することが少ないので、wellbeingの大切さが理解されないことが多いです。私もそうでした。
健康であることの捉え方は往々にして瘦せていることが語られがちで、ほとんどと言っていいくらいダイエットという言葉で片づけられてしまいます。そしてダイエットも痩せればいい、体重が減れば良いんだと理解されている。少し怖いですよね。なぜなら健康であるという概念が無視されている気がするからです。
10㎏瘦せたとか15㎏痩せたとかをよく耳にしますが、それは本当に体の事を考えて痩せているのでしょうか?もちろん元の状態によって話はかわりますが、ただ痩せても健康的でなければ、加齢していくにつれ体の機能は衰えていくばかりです。正しくは体を鍛える、引き締まった体をつくるという意味の方が良いでしょう。前者は体重を減らすことが、食べないことに重きが置かれていて、後者はトレーニングすることで体の中身を変えていくという行動です。
ダイエット=食べないで痩せるではありません。食べるんです。食べる物の栄養バランスを変えていくのです。そして痩せることに注目し過ぎないことです。もともとの不摂生から生じた原因を正しくしていくということです。その元をたどっていくと生活習慣を見直していく、マインドを変えていくことから始めるということになります。
これからの時代も”wellbeing=健康と社会的幸せ”は大事なファクターです。テクノロジーの進化と合わせてフィットネスを自分の人生の一部として組み入れてください。